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2018年6月

2018年6月19日 (火)

プラジャーク・カルテット

こんにちは

この初夏は、短いスパンでチェコの弦を満喫しました。
今度は、プラジャーク・カルテットの演奏を聴いてきました。
 
私は弦楽器に関しては、チェコフィル関連のコンサートに行くことが多いのですが、やはり、室内楽としてずっと活動しているプラジャークのような演奏家のコンサートだと、お客様の層が全く違うと感じます。
なんというか...よりクラシック慣れしている雰囲気がある。
周りから聞こえてくる会話も、「この前聴きに行った弦楽四重奏がね〜。」とか「この秋キーシンが来るでしょ。」とかです。
で、演奏されたプログラムはこちらです。
 
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【プログラム】
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第10番変ホ長調Op.51『スラヴ風』
ヤナーチェク :弦楽四重奏曲 第1番「クロイツェル・ソナタ」
スメタナ   :弦楽四重奏曲 第1番ホ長調『わが生涯より』
 
【アンコール】
モーツァルト  :不協和音より
         第二楽章アンダンテ・カンタービレ
         第三楽章メヌエット
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クロイツェル・ソナタは初めて聴きましたが、すごく良かったです。
ドヴォルザークのスラヴ〜って雰囲気と全く異なっていて、いろんな弾き方も見聞きできました。
スメタナのわが生涯は何度か聴いたことがあって好きな曲の一つです。
 
以前聴きに行った時、1stヴァイオリンだったパヴェル・フーラさんは、残念ながらご病気によりメンバー交代されたとのこと。
新たなメンバーとなった女性ヴァイオリニスト、ヤナ・ヴォナシュコーヴァーさんのヴァイオリンは生き生きとして素晴らしかったです。
笑顔もとてもチャーミングな方でした
 
ところで、このアンコール、すごくないですか?
聴いている側もまったく気が抜けることがなかったです。
 
久しぶりに、いやぁ〜疲れたけど、すごくいい曲聴いたなぁ〜と満足の日でした

2018年6月17日 (日)

皐月の独り看板

こんにちは

ようやくデビューした国立演芸場で扇辰師匠の落語を聴いてきました。
ユーモアのある三方一両損と、人情話のお初徳兵衛と異なるタイプのお話を楽しむことができました
 
【演目】
◆橘家かな分:目上がり
◆入船亭扇辰:三方一両損
◆入船亭扇辰:お初徳兵衛
 道楽が過ぎたため勘当されてしまった若旦那の徳さん。
 どこにも行くところがなく、困り果てていると、 むかし、大旦那さまによくしていただいたという船宿のご主人と出会い、この家に居候することとなります。
 ただ飯食らいの生活は申し訳ないと思った徳さんは、船頭をやってみたいと申し出ます。
 最初のうちはなかなかうまく行かなかったものの、地道に修行を積み、いつしかお話するもの上手な船頭さんということで一躍有名になります。
 ある時、男嫌いな芸者さんを乗せることになるのですが、実はこの芸者さんは、小さい娘だった頃に徳さんと会っており、以来、ずっとお慕いしていたとのこと。
 徳さんが遊び好きだったと知り、芸者を目指していたものの、やっとなれた頃にはパタリと遊びは止めてしまい会えずじまいだったとか。
 そんな話をしていると、突然の夕立。二人の距離はこの雷さまのおかげで距離を縮める...というお話でした。

2018年6月 3日 (日)

プラハ・チェロ・カルテット

こんばんは今回もチェコネタです。

友人に面白そうなコンサートがあるよと教えてもらい、プラハ・チェロ・カルテットのコンサートに行ってきました。
4名のチェリストによる四重奏で、今や世界中で引っ張りだこだそうです。
なぜ引っ張りだこなのかよくわかりました。
 
楽しいトークあり。みんな日本語上手だ!
チェロのボディを叩いてみたり。上部は高め、下部は低めの音が鳴る。
弓を置いてチェロをギターのように弾いたり。
観客と一緒にリズムをとったり掛け声をかけたりと楽しむ曲を演奏してくれました
チェロという楽器の多彩な魅力と、ジャンルを問わない音楽の楽しさを満喫できました。
 
会場ではCDが2枚販売されていました。どっちがいいかなぁ〜と眺めていると
...ん?Super Mario??...なにこれおもしろそう...。
HAPPYというCDを買いました
来年の秋に来日予定らしいのでまた行きたいです。
 
【プログラム】
月の光/ドビュッシー
トルコ行進曲/モーツァルト
G線上のアリア/J.S.バッハ
パッサカリア/ヘンデル(ハルヴォルセン)
月光〜第1楽章〜/ベートーヴェン
熊蜂の飛行/リムスキー=コフサコフ
ユモレスク/ドヴォルザーク
モルダウ/スメタナ
エストレリータ/ポンセ
地上の天国/ヤロスラフ・イェジェク
 
「オペラ座の怪人」序曲/ロイド・ウェバー
「ミッション・インポッシブル」のテーマ/ダニー・エルフマン
「007ジェームスボンド」のテーマ/モンティ・ノーマン
イエスタディ/レノン=マッカートニー
ボヘミアン・ラプソディ/フレディ・マーキューリー
「アナと雪の女王」よりレット・イット・ゴー
    /クリスティアンアンダーソン=ロペス&ソバート・ロペス
「パイレーツ・オブ・カリビアン」より彼こそが海賊/クラウス・バデルト
「パルプ・フィクション」よりミザルー/ディック・ディル
「 ONCEダブリンの街角で」よりフォーリング・スローリー
    /グレン・ハンサード&マルケタ・イルグロヴァ
ドント・ウォーリー、ビー・ハッピー/ボビー・マクファーリン
ミスター・サンドマン/パット・バラード
チャルダーシュ/モンティ
 
ヴィヴァ・ラ・ヴィダ/コールドプレイ
ネッラ・ファンタジア/エンニオ・モリコーネ

チェコフィルゾリスデン

こんばんは

ただいま10周年記念コンサートで来日中のチェコフィルゾリスデンのコンサートに行ってきました
 
【プログラム】
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調K.136
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466 第二楽章ロマンツェ
美しい日本の唱歌集
 春の小川〜朧月夜〜茶摘み〜初恋〜七里ヶ浜の哀歌〜荒城の月〜ふるさと
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏 イ長調Op.81
 
1st ヴァイオリン:イルジー・ヴォディチュカ
2ndヴァイオリン:オタ・バルトシュ
ヴィオラ           :ヤロスラフ・ポンヂェリーチェク
チェロ              :フランティシェック・ホスト
ピアノ              :染川真弓
 
モーツァルトの曲は初めて聴きましたが、結構短めの曲だったので眠くなることもなくとても楽しかったです。
ヴォディチュカさんの奏でる高音は本当に綺麗でビックリかつウットリでした
去年のチェコフィル来日ツアーでは、聴けなかったので満足♪
来ていたんですよ。でも、私が行ったコンサートではシュパチェクさんがコンマスだったんです。
 
日本の唱歌集は、綺麗に編曲されていていましたが、メンバーの方々は部分的に少し苦労されていたような(?)感じが見受けられました。
演奏中に楽譜を指差しでCHKしてましたし、合わせるところは体を寄せて合図取ってました。
しかし、なんでなのかな〜日本独特の哀愁漂う感じ...。
チェコの方が演奏すると違和感がない。
 
ラストのドヴォルザークは流石です。やっぱりこれすごいわ〜!!と思いました
 
今回もTalkを交えながらの会で楽しかったです。
楽器はホストさんはチェコ製、他の3名はイタリア製とのことでした。
ヴォディチュカさんのヴァイオリンは17世紀に作られたものでかなり高価なものだそうです...。
ガリアーノのヴァイオリンだというのはどっかで読んだことあったなぁ。
 
今回は新しく収録したというCD販売があったので購入し、これまたサインをいただきました。
ポンヂェリーチェクさんが「日本語での説明があるから読んでね。」と教えてくれました。ってかなんで説明書きが日本語なん??(笑)
バルトシュさんは私の顔を見ると「あ〜!また会えたね!来てくれてありがとう!!」と一言。
どうやら...2人には覚えられているらしい。。。
ここから先はサインをもらったジャケットが先行してしまい、ホストさんとヴォディチュカさんとは、挨拶で済ませました。
 
もう少し英語話せると楽しいかもなぁ。ってかチェコ語勉強した方がいいって感じ?

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