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2018年4月

2018年4月30日 (月)

ニコニコ超会議2018 〜その2〜

で、超笑点のコーナーに戻ってくると...おぉすごい人だ。

もうほとんど見えない
でも、隙間からチラチラっと笑点メンバーを見る事が出来ました。やったぁ
 
まずは、マイクチェック。
例の音楽に乗せて小遊三師匠から次々と登場すると、周りから「おぉ〜 」とすごい声が響き渡りました。
で、ご挨拶を行い、「ま。こんなもんでしょ〜。」てな感じでチェック終了しました。
 
第一部は、好楽師匠の落語(つる)、演芸、大喜利のコーナーでした。
こちらは、5月13日に放送されるので、今は内緒です。
母の日の5月13日をご覧くださいね!
 
第二部は、ニコ動画生配信ということで、写真も動画もSNS書き込みもOKでした。
ですが、立ち見エリアはすごい人だったので、スマホ出したら後ろの方が見えなくなっちゃうので遠慮しました。
 
三遊亭愛楽師匠の落語を初めて観る事ができました。演目は寿限無。
ただ、これからという盛り上がりの場面で、他のブースからボカロの歌声が大きく響き渡ってしまい、ものすごい過酷な状況。
ですが、さすがはプロ。寿限無のテンポがどんどん上がっても噛むこともなく、一気に最後まで演じ切りました。
これ、一番の拍手だったんじゃないかなってくらいたくさんの拍手をいただいてました。
 
落語の後は、お悩み解決大喜利。
BS特大号ではおなじみですが、今回はちょっとアレンジされていてラスボス小林幸子さんが出てきました。わ〜きれいな人〜ぉ。
笑点メンバーもステージ上から、ニコ動画面を見る事ができたようで、「つっこみがすごい早くておもしろい!」と楽しんでいました。
第二部は、お客さんと一緒に写真を撮って終了しました。
 
いやぁ〜1300〜1530の間、立ちっぱなしで疲れましたが、目的は達成できたし、他にもいろんなものが観れたので楽しかったです

ニコニコ超会議2018 〜その1〜

おばんです

お友達に誘われて、ニコ超2018に行ってきました〜
事前に調べてみたら、むぅ〜ん...例年すごい行列ができるとのこと。。。
少し開場時間をずらして行くことにしました。
 
目的は、超笑点を見ることです
到着した時間にブースへ向かうと、整理券をもらうために2Hほど並ばなければならないとのこと。
ん〜そこまでして座って見なくてもいいかな
てなわけで、他のブースを覗きに行きました。
 
自衛隊のブースとか陸海空が来ていて、とてもカッコよかったです。
特に海上自衛隊と航空自衛隊の制服が!(笑)。
法要ブースとかあって、お坊さんとお話ができるコーナーとかありました。
そこでは、仏師の方が阿弥陀様(?)を掘られている姿を見ました。
将棋ブースでは、棋士の方々がお扇子に書いた言葉とお名前が展示されていましたが、みなさま達筆で驚きました
二十代の若者が毛筆であんなに綺麗に文字を書くなんて思ってなかったです。
 
ところどころでレイヤーさんたちもみましたよ。
ってか、もっといっぱいいるのかと思っていました。
今のアニメは全然わかりませんが、みなさんきれいでした
他にもスパイダーマン、ストームトルーパー、ダースモールなんかもいて写真が撮れたり。
撮影が終わると、やぁどぉもありがとうございました〜とか。
当たり前なんですが、日本語で大ウケしました
 
いろいろ回ってみると、アニメ好き、ゲーム好きなイベントというよりは、いろんな業界の企業宣伝の場なんだなというのがよくわかりました。
フェンシングの太田雄貴さんにも会いましたよ。
働き方改革のブースとかすごい興味あったけど、時間がなかったのでスルーしました。
つづく。。。

2018年4月29日 (日)

乗馬レッスン

こんにちは

今月は乗馬レッスンにも行ってきました
 
▪️1鞍目 ルージュ
風が強かったので、ルーに乗りました。
久しぶりです。小柄な馬なので、乗りやすいなぁと感じました。
 *正反動の速歩がスピードが上がってるよ。
   膝を締めると速度があがっちゃうから軽速歩で調整。膝の力抜け〜!
 *輪乗りの時、外方の手綱は抑える、内方は上げる!
 *伏せ拳にならないように!
 
▪️2鞍目 紋次郎
うわっ!一歩目がすごい!こいつまたレベル上がってる〜
でも、なんとかもんちゃんに喰らいついて行きましたよ。
左右の駈歩を出すことができました〜やっと両方できた〜
 *馬のレベルあがってるから気をつけろよ〜
 *さっきと同じ。正反動で速度あがってる。軽速歩で調整!
 *外方の脇空けるな締めろ〜!
 
▪️おまけ
4月29日はボーガンのお誕生日。
私が行ったは前日でしたが、ファンの方から人参が届きました。
わぉ〜すごいね
当日にはさらにいろんなものが届いたようで、ボーガンも大喜びだったようです。
他にもたくさんの贈り物をしてくださったみなさま。ありがとうございました

柳家三三 独演会

今月の最後は、三三師匠の落語です〜

 
【演目】
▪️かぼちゃや
二十歳になったというのにパッとしない与太郎。
心配したおじさんが亡くなった親父さんのような立派な野菜売りにしてあげようと、かぼちゃを売りの練習をさせます。
おじさんに言われたことを真に受けてかぼちゃを売る与太郎はすべてのかぼちゃを売るのですが、実際には与太郎のことを「おもしろいやつだ」と気に入ってくれた長屋の男が売ってくれただけ。それも、原価のまま。
 
▪️鹿政談
奈良の鹿は神様の使いとされておりました。
そのため、鹿を傷つけるようなことがあったら大変なこととなります。
お豆腐屋を営む六兵衛は、朝早くに卯の花を食べている動物と遭遇し、頭をぽかん!と殴ります。
ぽっくり死んでしまった動物。最初は犬かと思うのですが、実は鹿!
正直者の六兵衛は鹿の遺体を他の家へ置き去りにするようなことはしなかったため、近所の人にも知られて取り調べを受けることになります。
担当するのは、名奉行の肥前守。六兵衛が正直者であることは重々承知。
助けてやろうと、これは鹿ではないではないか?と問うても、六兵衛は自分のしたことを正直に答えます。
もはや刑は確定か!というところで、肥前守は目代の横領について言及し、六兵衛は無罪となると言うお話です。
 
▪️粗忽の釘
大した距離でもないのに引越し先を間違えた亭主。
女房に言われて、引越し先にて箒をかける釘を打つのですが、ブツブツ愚痴を言いながら作業をしたら、八寸もある瓦釘を壁に打ち込んでしまいます。
そんなに長い釘じゃお隣さんの家に突っ切れてしまっているはずとのことで謝罪に行ったところ、おとなりさん仏壇の阿弥陀様の頭の上に釘が出てしまっていました。
  - どうしてくれるんだい!
  -てぇへんだ。明日からここに箒を掛けに来なくちゃ。
 
 
最初の2席は生で観たのは初めてでしたが、とても面白かったです。
3席目の粗忽の釘は瓦釘を打ち込むところからラストまでが大爆笑でした
会場の誰かがず〜っと笑っているんです。
そして、話が進むたびに、どっかん!どっかん!どっか〜ん!と笑いが起きる。
こんな落語会は初めて来ました。いやぁ〜いいもの観れたわぁ

昇太スズナリの夜 落語とはなにか

こんにちは

今月は行き過ぎな落語祭りです。
仕事でいろいろあると逃避しているかも?いえ...残業調整でもあるのですよ。
 
【演目】
▪️遠い記憶
職場でもパッとしない会社員。
実は小学生の時はとっても持てたという過去を持ちます。
ある日、家に届いた高校の同窓会のお知らせハガキ。
たまには行ってみるかと久しぶりに行くのですが、みんな自分の夢を見事に叶えているという現実を目の当たりにします。
オレはどんな夢を描いていたんんだろうと文集を読んでみると...なぁあんだ、夢叶ってるじゃん...というお話。
 
▪️宿屋の仇討
あるお侍さんが宿屋に泊まります。
今日はいろいろあって疲れたので、静かに休ませてほしいと宿屋の伊八に頼むのですが、源兵衛、清八、喜六のにぎやかな3人組が同じ宿屋にやってきます。
お侍さんに隣がうるさい!と注意され、伊八は何度もお静かに!と3人の元へ行くのですが、静かにしてもことある毎に盛り上がってしまう3人組。
話の流れで、お侍さんの仇討ちの相手が3人組の一人であるということがわかり、明日の朝には3人揃って宿屋の外れでバッサリ斬られることが決定し、泣く泣く夜を過ごします。
実は、これ、お侍さんがゆっくり休むための嘘だったというお話です。
 
▪️加藤園芸店 ※劇作家の中島淳彦さんの作品
小学校の先生を辞め、タウン誌を作る仕事に転職した女性。
取材に行った花屋の店主が子供の時に大好きだった幼馴染であることを知り...というちょっと甘酸っぱい?お話でした。
 
▪️3曲ほど歌〜 ※中島さんの声がかっこよかったっす!
 
小劇場のレトロ〜なセットでの落語でした。
本番前に会場にかかっている音楽も落ち着いた雰囲気の曲で、昇太師匠ワールドでした。
わたしは、音楽はほぼクラシックしか聴かないので、こういうのもいいなぁ〜と思っちゃいます。
いえ...クラシック以外のCDは買えないんですよ。スペースの問題がありますから。

プライム落語

おはようございます。

久しぶりに大きなホールで落語を聴いてきました。
帰りに雀々師匠のサインまでもらってきました。
 
【演目】
▪️春風亭昇太:茶の湯
家督を譲ったご隠居さん。退屈すぎて、ずっとほったらかしていた茶道道具を使おうとするのですが、なにぶんお茶の知識がない。
でも、人には「ない」と知られたくはない。
小僧と一緒に、ハチャメチャな使い方でお茶を楽しむ(?)お話です。
 
▪️柳家花緑:パテ久
神楽坂にある陶器のお直しをする職人さんのところに、今時の若者がやってきます。
聞けば、おじいちゃんが大切にしていたという茶碗とのこと。
その職人さんのお話を聞いて、感動した若者が弟子入り志願するので、大きなことを言う職人さんですが、この職人さんには、師匠がおり、その上の師匠、その上の師匠、その上の師匠...といった具合にいろんな人が出てきます。
そして、面白いことにこの茶碗も、過去にいろんな修復をされているので、いろんなのが出てくるというお話。
これウケた〜!
 
▪️桂雀々:手水廻し
手水というのは、顔を洗うためのお水のことです。
宿屋を営むご夫婦の元に、大阪からのお客さんが一晩泊まることになります。
朝になり「手水を廻して」と言われるのですが、これの意味がわからない。
結局お客さんは怒って帰ってしまいます。
では、大阪へ言って「手水」とは何かを探りに行くのですが、お水が入ったたらい、お塩楊枝(歯磨き粉と歯ブラシの代わり)がでてきます。
どうすればよいのかわからず、たらいに塩を放り込み飲み干すというお話です。
 

渋谷に福来たるSPECIAL2018

おばんです。

今年もSWAメンバーの新作落語を聴きに行ってきました〜
 
【演目】
▪️三遊亭粋歌:銀座なまはげ娘
ジュエリー店で働いていたOLさん。
こつこつ貯めたお金を男に持って行かれてしまい、ギリギリのバイト生活をすることになります。
バイト先でのなまはげの役が好評となり、かつて働いていたジュエリー店に行かなければならなくなるというお話でした。
 
▪️三遊亭白鳥:落語の仮面 第4話
TVを通じ、落語界のアイドル的な存在となった三遊亭花。
ざぶとん運びのお仕事の際、花のお父さんに依頼された通りに仕事をしたところ、実は賭博に関与していたという運びになってしまい、三遊亭月影先生に出入り禁止を言い渡される〜というお話。
ところどころに、実際の落語家さんネタがちりばめられていました。
わたしは、斬新で、おもしろい〜と思いましたが、会場全体の笑いは微妙な雰囲気。
たしかに、ガラスの仮面の設定を知らないとわかりにくいかもですね。
 
▪️林家彦いち:つばさ
現実とそっくり...だけれども、ちょっとだけ違う世界もあるかも?
体に翼があるのが当たり前の世界の人が、私たちの世界に迷い込んでしまうというお話でした。
最後は、翼のある元の世界に戻れるのかと思いきや、水中で生活する世界に行っちゃいました。
この日の高座のざぶとんは薄いピンク色だったのですが、なんとお着物の色と同じでした。
 
▪️春風亭昇太:おやじの王国
え〜っと...毛氈とお着物の色が薄いブルーでおざぶとんからはみ出ると、同じ色〜
都心から少し離れたところですが、ようやく立てたマイホーム。
毎日一生懸命働くお父さんですが、疲れて帰ってきても、妻と娘はそっけなく、自分たちのペースのまま。
ところが、自宅のある場所から続く道があり、そこにはおやじの王国が広がっていたというお話です。
以前に聞いた時は、自分の古いネタ帳と出会い、元の世界に戻る時に、「いい気になるなよ〜。」と戒められていましたが、今回はお父さんがおやじの王国を満喫している間、妻と娘は「ここは、おんなの王国ね」と話をしているというオチでした。

2018年4月22日 (日)

ピアノレッスン

今月のピアノレッスンのまとめです。

 
▪️ピアノのテクニック
まだオクターブをやってますが、ようやくよく弾けるようになってきました。
音の幅が広がった時も、この調子で弾けるように気をつけます。
 
▪️ハノン
半音階の上行と下向をやり始めたのですが、肘で腕を持って行かないようにと注意がされました。
肘は指に付いているため、肘が先に動いたり、回ったりするというのは無駄な動きとなり、肘がロックされるようになり、腕全体の重さが指に伝わらないとのことでした。
アルペジオになるとこれが、如実に現れるため楽譜だけでなく自分のフォームをよく見るようにとのことでした。
 
▪️バッハの平均律
ハノンと同じ。
無駄な動きがあるがために、弾けなくなっている箇所がいくつかありました。
注意されたことを実践すると、さらさら〜と弾けるんです。
ちょっと注意しただけで出来るなら、これを継続できなければ無駄な練習にしかならないよ!とのことでした。はい...すみません。。。
 
▪️ブラームスの六つの小品
大きな曲になってくるといつまでもゆっくりさらえばいいというものではありません。
実際に仕上げたいくらいのテンポにあげると、リズム感やフレーズの捉え方がよくわかるようになります。
弾いたら次の音に行けるように指を移動させるとかもね。
テンポはゆっくりばかりでなく、はやいものでもさらう必要があるとわかりました〜

2018年4月15日 (日)

sage & fennel

おばんです

先週は、大阪へお引越ししたお友達が東京に遊びにきたので、一緒にディナーを食べました。
 
友人がアルバイトをしたことがあるという新橋から銀座方面にあるお店。
セージ&フェンネルといいます。
 
お野菜が〜すげ〜うまい〜
どれもこれもとても美味しかったです
 
毎日遅くまで仕事していてグッタリしているのですが、ちょっと気分転換になりました
 
え?十分に気分転換してるでしょって??
確かにそうですね〜
でも、いろんなものを1人で見たり聞いたりするだけでは会話は成り立ちません。
たまには、職場以外の人と会話するのはとても大切です

扇辰ぴより

この週末は母と一緒に落語と朗読を聴きに行ってきました

この朗読がねぇ、おもしろいのですよ。
 
【演目】
▪️鼓が滝 入船亭辰之助
歌を読むのが好きな男が、皷が滝にやってきて一句。
いい歌ができた!と思ったら、急に旅の疲れが出て居眠り。
目が覚めたら辺りはすっかり暗くなり道に迷ってしまいました。
一軒の家を見つけ一晩泊めてもらうことになったのですが、先ほど作った歌を披露したところ、おじいさん・おばあさん・孫にも直されてしまいます。
ですが、手直しを素直に受け止めた男。
そこに木こりの声が聞こえ、目が覚めるとまだ皷が滝。あれ?夢?
男は木こりに、ありがたい手直しを受けたけど、失礼はなかっただろうかと問うと...
皷だけにバチは当たりませんよ〜
 
▪️妾馬 入船亭扇辰
お酒と博打が大好きな職人の八五郎。
その妹のお鶴は、お殿様に見初められお屋敷にて暮らすようになり、間もなく懐妊。男の子を出産します。
お鶴が兄に会いたがっているとの仰せで、お屋敷へ参るよう言われた八五郎。
自分の知っている世界とは違うお屋敷で、家来、女中さんたちにいつもの調子で振る舞い、お殿様の言葉遣いもわからない始末。
ですが、ところどころに妹を思う兄の姿もあり。
しんみりしちゃいけねぇと酒に酔った勢いで都々逸を詠んだところ、お殿様に気に入られます。
まさにお殿様の鶴の一声にて大出世となるというお話でした〜
 
▪️朗読:入船亭辰之助
楽しいハイキングにきた四人家族。
ところが妙な霧が出てくると、周りにいたはずの人々が次々といなくなります。
妻と娘がいなくなり、しまいには息子と二人に。
重苦しい霧の中を、ひたすら車を走らせる...というちょっとこわ〜いお話。
 
▪️朗読:入船亭扇辰
日本から見て地球の裏側あたりの村で祖母・母・弟・妹と暮らしていた少年。
その家に日本から来た3人の男がラジオを聴かせてほしいとやってきます。
そして、みんなで雑音の中、耳を研ぎ澄ましながら、ノーベル賞の授賞式を聞くのです。
この3人の男たちは葉切り蟻の研究をしている人たちでした。
彼らが帰りしなに、日本語で書かれた本をくれるのですが、読むこともできないのに大喜びの祖母。
数年後、その祖母が亡くなった時にその本が出てきて、今も形見として自分のそばにあるというお話。

2018年4月 8日 (日)

桜の季節もおわりです〜

おばんです

 
ここ数日の暖かさと、強風によりすっかり桜が散ってしまいましたね。
よく行く公園も里桜系の桜が一気に咲いていました。
もう桜の季節も終わりだな〜と言う感じ。
 
新しい若葉とともに、今度はツツジが咲くはずです。
ちょうちょもたくさん飛ぶんだろうな〜

扇遊・扇辰 兄弟会「たっぷり!」

こんにちは入船亭の兄弟会に行ってきました。

 
【演目】
桃月庵ひしもち:転失気
入船亭扇遊:人形買い
入船亭扇辰:三方一両損
入船亭扇辰:田能久
入船亭扇遊:明烏
 
▪️転失気
知ったかぶりのお話です。
体調を崩した和尚様は、医者に「転失気はありますか?」と聞かれます。
とりあえず「ありません。」と答えるのですが、後で薬を取りに来るようにと言われてしまいます。
和尚様は、お寺の小僧に、薬を取りに行くついでに、それとな〜く医者に聞いてくるよう仕向けるのです。
道中で、転失気が「おなら」である事を知った小僧。
はは〜ん。和尚様は転失気がおならのことだと知らなかったのか。
でたらめを教え、和尚様に恥をかかせるといったお話です。
 
扇辰師匠の出囃子が流れたものの、しばらくして出てきたのは扇遊師匠。
こういうことはよくありますから〜とさらり。
自分の師匠であった扇橋師匠はとても優しい方だったけれど、怒ると全く口を聞いてもらえなくなってしまう。
競馬好きな師匠に頼まれて馬券を買い行かされた扇辰は間違った馬券を買ってしまって口聞いてもらえなかったことがありましたねぇ。...といったところから。
 
▪️人形買い
神道者に赤ちゃんが生まれ、長屋にちまきが配られたので長屋のみんなからのお返しとして人形を買いに行くことになった八つぁんと熊さん。
集めたお金よりも少し安い人形を買って残りでお酒を楽しもうと画策します。
なんとか値切って太閤秀吉と神功皇后の2体が候補となりますが、どちらがよいのか決めかねる。
そこで、易者と講釈師の意見を聞くことにしますが、人形屋の小僧からこの人形は去年の売れ残りで値切っても大した商品ではないと教えられ二人はがっかり。
しかも、神功皇后の人形が良いと決まったものの、易者と講釈師のそれぞれから銭を求められ、浮いたお金はなかったことに。
神道者に神功皇后の人形を届けに行くと、とても喜んでもらうのですが、これまた講釈を並べられ...わぁぁちょっと待った!講釈料はその人形から差っぴいてくださいまし〜
 
出囃子を間違えられてしまった扇辰師匠はなにやら気まずい感じで登場。
扇遊師匠に前座時代の失敗談を話されるなんてさ〜
 
▪️三方一両損
頑固者同士の喧嘩に決着が付かず、お白州の場に出て、大岡越前が出てくるお話です。
啖呵きって喧嘩が始まるところはとても勢いがあって楽しかったです。
あらすじの詳細は2017年11月17日の記事に載せているので割愛させていただいます。
 
仲入りをはさんで、再び扇辰師匠。
自分の出囃子を3回も聞くと変な感じ...
 
▪️田能久
阿波の田能村の久兵衛さんはおっかさんを大事にしている農民で大のお芝居好き。
ある時、遠出して興行へ出かけるのですが、おっかさんが急病であると言う知らせが届き、急ぎ家に帰ることに。
夜になると化物が出ると言われる山を越えようとした久兵衛は、峠越えで雨に降られ、木こり小屋にて雨宿りすると見知らぬ肌老人と出会います。
実はこの老人はウワバミという大蛇の化身で、人間を食べるのは久しぶりだと言う。
久兵衛は手持ちの芝居道具でウワバミをごまかし、自分がタヌキであると信じさせます。
互いの苦手なものを打ち明けることとなり、ウワバミは「煙草のけむりと柿渋」、久兵衛は「お金」と言うと老人は消えて行きました。
木こり小屋から転がるように降りて、無事に家に着いた久兵衛。
おっかさんも息子に会えて元気を取り戻します。
そして、決して他人に話してはならないというウワバミの弱点を村人に教え、退治することに成功します。
ところが、傷ついたウワバミが久兵衛の家にやってきて、久兵衛の苦手なお金を置いていくのです。
さすが、久兵衛さんは千両役者だ!
木こり小屋でおにぎりをほおばる久兵衛さんを見て、おにぎりが食べたくなりました。
 
トリは扇遊師匠です。今回は落語家のことをお話してくれました。
情報が発達していない時代、新しいお話は寄席で知ることができる。
口編に新と書いて噺家。口から出まかせは口偏に出と書いて咄家だそうです。
 
▪️明烏
本を読むのが大好きで、とにかく真面目な若旦那。
町内の遊び人である源兵衛と太助に誘われて、吉原で遊びのレッスンを受ける約束をします。
日頃から真面目過ぎた息子を心配する父は、意外にも吉原へ行くことを許すのです。
若旦那は、源兵衛と太助に「俺たちはお稲荷様で御籠もりをする。ご利益を受けるにはお賽銭も多めに。」と言われ、すっかり信じているのですが、吉原の中へ入ってようやく気づきます。
今すぐにでも帰りたいと駄々をこねる若旦那ですが、源兵衛と太助は3人で入ったのに1人で出て行ったら大門で止められるからと引き止めます。
朝になり、源兵衛と太助は、お相手に逃げられてしまったと文句を言いながら、若旦那の部屋へ。
ウブな若旦那は楽しい時間を過ごしたようでまだ帰りたくないな...と言います。
じゃわたしらは先に帰りますからね!に対し、「先に帰れるならどうぞ。大門で止められますよ。」
吉原のお話が、こんなにコミカルなものになるとはびっくりしました。
甘納豆が食べたくなりました〜
 
入船亭の落語は本当に楽しいよと教えていただいた友人に感謝です

2018年4月 1日 (日)

久しぶりに半切の行書

おはようございます

今日は半切の行書を書いてみました。
 
漢字用の半紙を使うのは結構久しぶりです。
が...思ったように扱えない
じゅわ〜っと墨がどんどんにじんでしまいます。
うっそ...思ったよりも早くかすれがでちゃう
 
筆が墨を多く含んでいる間は、少し早めに線を走らせたり...
かすれてきたら墨をつけながら、ゆっくり書いてみたり...
かなり試行錯誤してしまいました。
ぶら下げてみると、やっぱり字がどんどんでかくなっていて余白がなくてバランスが変。
線の太さも同じような太さばかりで変化がない。
で、気づいたら、3枚も書いていました。
 
なんかなぁ、筆も思わぬところで割れちゃって。
まだそんなに使い込んでいるわけじゃないのになんでだろう?
手入れもできているはずなんですけどね...。
 
墨が余っちゃったので、今度は半紙に一字競書を書くことにしました。
昔のお手本を見ていて、この字がいいなと思って書き始めたのですが、半紙は使っていた半切とは違う紙。
これまた苦労する...。
 
結局、20枚くらい書いて、ようやく気に入った1枚ができました
 
久しぶりに、もくもくと書きました。
夢中になったので、そんなに疲れませんでした〜(笑)。

第三十二回 鶴川落語会 【昼の部】雲助・一朝 二人会

先日、落語を聴きに行ってきました。

今回は敷居が高いと思っていたベテランも師匠方のお話でした。
ん〜これは癖になりそうです(すでになっているって噂も...笑)
 
【演目】
◆春風亭朝七:真田小僧
 お小遣いがほしい子供は悪知恵の働かせてちゃっかりもらっていくというお話。
 おとっつぁんがいない間に、おっかさんは知らない男の人を家にあげたんだよ。と。
 そんなこと言われたら気になっちゃいますよね。
 続きが知りたければお小遣いちょうだい....という具合でした。
◆五街道雲助:代書屋
 現代にはない職業ですが、昔はいわゆる履歴書を代筆してくれたお仕事だそうです。
 ある男がやってきて、言われた通りにさらさらと書く代書屋のご主人。
 でも、話を聞くと、おかしいところがいっぱいで修正ばかりになります。
 最後に、賞罰の欄へ。
 賞はもらったことがある。お饅頭をたくさん食べて賞をもらった。
 嘘じゃないよ、履歴書ご覧なさい〜
 ガサガサした風貌の男と、きちんとした代書屋ご主人の演技が見事でした!
◆春風亭一朝:井戸の茶碗
◆春風亭一朝:短命
 ご近所では美人で有名なおかみさん。
 でも、このおかみさんと結婚したご主人はなぜか早くにお亡くなりになる。
 その後、再婚、再々婚しても次々とご主人に先立たれてしまう。
 不思議に思った八五郎さんはご隠居のところへ訪ねに行く。
 その意味がわかった八五郎は、楽しそうに家に帰ってきます。
自分の女房と、らぶらぶな雰囲気を楽しもうするものの、
 改めて女房の顔を見て...「あぁおれは長生きするわ。」
 いろんなところに細かい笑いが散りばめられていて楽しかったです!
◆五街道雲助:子別れ
 おとっつあんとおっかさんの微妙な心の動き、素直な亀ちゃんの言動がとても素敵!

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