運慶展 興福寺中金堂 再建記念特別展
ザラフィアンツさんのピアノリサイタルは上野の東京文化会館で行われました。
せっかく上野に来たので、会期終了間近だった運慶展にも行ってきました〜

この展示会は、運慶の父であり師匠でもある康慶〜運慶〜そして運慶の息子たちへと引き継がれた作品を時代別に並べたものです。
これらの作品は、なんと日本各地にあったものを一箇所に集めたというすごい企画でした

どれも素晴らしい作品でした

衣のひだのなめらかなところは、像のポーズに一役買ってますね。
運慶の作品は、小さいものも大きいものも作品自体が放つオーラが違うような感じがしました。
仏師の腕が、受け継ぎ、受け継がれていったんだな〜というのがよくわかりました。
とくに、『玉眼』の技術が素晴らしかったです。これは日本独自の技術だそうです。
木で掘られた像は、中が空洞のため、目の内側に水晶をあて、それを固定し、瞳や血管を描く。白目のところは、綿や紙をあてて白い色を出しているそうです。
これがですね、本当に生きているように見えるんですよ。
目があうとハッとするほど驚きました。
四天王の下では小鬼が踏んづけられているのですが、荷物持ちの仕事を仰せつかっており得意満面の姿を見ることもできました。
悪いことしたけど改心したんだなと、あっぱれ
を入れたくなります


気になった作品はこちら↓
康慶作:四天王立像、木造法相六祖坐像
運慶作:
・大日如来坐像(デビュー作品)
・毘沙門天立像
・八大童子立像 ※小さいのにパワーがある!
・無著菩薩立像と世親菩薩立像 ※目がすごい!中に人がいる!
・四天王立像
・聖観音立像 ※色彩がうつくしかった〜
十二神将立像 ※十二支どこにいるのか、すごい探しました。
康弁作:天燈鬼立像、龍燈鬼立像 ※どちらもかわいいのです♪
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