松之丞ひとり+夢成金
おばんです 先日、講談と落語を聴きに行ってきました。
【演目】
桂竹わ:動物園
神田松之丞:扇の的
柳家喬太郎:任侠流山動物園
神田松之丞:トメ、小幡小平次
扇の的は、平氏と源氏のお話。
平氏から扇の的を射るよう挑発された源氏。
射手の役を仰せつかった那須与一は扇を射る事ができるのか!といった内容でした。
このお話が始まる前、松之丞さんが喬太郎師匠と最初の共演を話題に。
その後は、ひたすら喬太郎師匠話題。すご〜く...すご〜くいじっていたら、
「いいかげんにしろ!あとがやりずらいだろ!!」
と後ろから登場して場内は大爆笑でした

任侠流山動物園は、なかなかお客さんが入らない流山動物園。
豚の豚次は、昔お世話になった上野動物園へ客引きの方法を聞きに行くというお話。
今回はお時間がきたようなので〜とオチがなく講談風に終了しちゃいました。
任侠ですから、登場人物の動物たちはみんなそんな感じです(笑)。
パン太郎親分の笹の食べ方が爆笑でした。
また、2階席なのでよく見えたんですが、豚次を演じてる時、師匠の手が豚の蹄になってました。
指がすっと長くて綺麗な手先だなぁ...と全然違うところに目がいってしまった。。。

トメは新作だそうです。老夫婦のお話。
寝ようとしている妻のトメにひたすら話しかけるおじいさん。ウケる!
で、最後の小幡小平次は、怪談話です。
初代市川團十郎を芝居中に刀で殺した同じ役者仲間の半六。
その後、半六は獄中で死んでしまい、未亡人となったおちかは小平次という男と再婚します。
ところが、おちかは小平次が留守の時には、卓郎という男といい仲になってしまう。
その後、おちかは、卓郎に小平次を殺すようそそのかし、卓郎はためらいながらもそれを実行。
奥州の印旛沼で船釣りに行き、泳げない小平次を船から突き落とし、這い上がろうとする小平次の手から4本の指を切り落とし、沼に沈めてしまいます。
ついにおちかと一緒になれる!と喜ぶ卓郎ですが、おちかのところへ行くと「小平次が帰ってきた」と言う。
恐る恐る小平次のところへ行く卓郎とおちか。でも、誰もいない。
すると、卓郎とおちかの体は自分たちの意志とは関係なく体が動きだします。
ものすごい悲鳴が聞こえ、近隣の人たちが駆けつけると卓郎とおちかはすでにこと切れている。
二人の喉にはなんと2本ずつ指が詰まっていた...というお話。
物語が進むと照明がだんだんと暗くなり、最後は松之丞さんとこだけライトが当たるという演出でした。
これ怖かったけど、すっごくおもしろかった!!
暑い夏に、怪談話は欠かせませんね

ということで、小幡小平次のお話を細かく載せてみました〜
« 書道具の老舗 | トップページ | Kと三K・ミニ落語ミニライブ »
「落語」カテゴリの記事
- 春風亭昇太独演会 オレスタイル(2024.10.14)
- SWAリニューアル(2024.03.31)
- 入船亭扇遊・扇辰兄弟会(2024.03.03)
- 春風亭昇太独演会 滑稽話(2023.10.29)
- SWAクリエイティブツアー2023(2023.05.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント