青墨
こんにちは昨日はお天気でしたが今日は一転。梅雨模様ですね
日曜日の午前中はお習字を自習しています。
今日はお習字のお話です。
お習字で使う墨はざっくり言うと松煙墨と油煙墨の2種類があります。
松煙墨は松の木を燃やし、その煤にニカワを混ぜます。
青っぽい色の墨なので、「青墨」と言われています。
対して、油煙墨は菜種油を燃やし、その糟にニカワを混ぜる。
茶色っぽい色が出るので「茶墨」と言われています。
青墨はとても高価なので、今まで茶墨しか使ったことがありませんでしたが、先日書道具屋さんに寄ったら、少し安くなっていたのお試しで買ってみることにしました。
ま、一丁で1,800円ですからやっぱり高価なんですけどね〜
早速使ってみた感想ですが...購入した青墨は藍色がはっきり出るタイプだったようで、きれいな色がでました



ただ、自分が予想していなかったところで、ふわ〜っと青い色が出たり、掠れたりするので、やっぱり扱いが難しいなって感じました。
これで作品書いたらとてもきれいだと思うけど、色がどう出るかで印泥の色を考えた方がいいのかもしれないと思いました。
印泥は「美麗」しか持っていないんですけどね。
やっぱり「箭鏃」がほしいな〜。でも美麗の倍するなぁ。。。
ちなみに、いい墨を使うと、筆や硯のお手入れが楽だということに、今更ですが気づきました
