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2010年7月 5日 (月)

ベルリンフィル12人のチェリストたち〜その1〜

運良くチケットを購入する事ができ、今回で11回目の来日となる『ベルリンフィル12人のチェリストたち』のコンサートに行ってきました

【演奏曲】
フランシス・プーランク:カンタータ《人間の顔》
アストル・ピアソラ  :天使のミロンガ、天使の死、天使の復活
アンリ・ブルーテル、モーリス・ヴァンデール:パリの花
ユベール・ジロー   :パリの空の下
モーリス・ラヴェル  :亡き王女のためのパヴァーヌ
ヴァンサン・スコット :パリの橋の下
ミシェル・ルグラン  :女は女である
ヴィンセント・ユーマンス:二人でお茶を
セルジオ・カルデナス :ウアパンゴ
ジョルジ・ベン    :マシュ・ケ・ナダ
バート・バカラック  :サウス・アメリカン・ゲッタウェイ

【アンコール】
アストル・ピアソラ  :フーガと神秘
ピエール・ルイギ   :ばら色の人生
カミーユ・サンサーンス:動物の謝肉祭より「白鳥」

知らない曲ばっかり演奏曲は見ての通りフランスの曲が中心でしたが、その中にアルゼンチンのタンゴが。一体どんな風に弾きこなすのか...。そして1曲目がマニンガーさんのソロで始まりました。うわ〜いい音

弧を描くように座っていたチェリストたちは、高音、低音のように担当ごとに分かれておらず、息継ぎやアイコンタクトをしながら、次々と素晴らしい曲を奏でてゆきました。粋で、おしゃれで、少し気取ったような、パリの雰囲気のたっぷりの楽しい曲。情熱的だけど哀愁が漂うタンゴ。なんでも弾きこなしてしまうんですね。本当に素晴らしかったですまた、ニュースでご覧になった方もいるかと思いますが、今回も両陛下がお見えになっていました

最後の曲となった時、ステージ上にピアノが準備され、イーゲルブリングさんがピアノの前に座りました。そして、クワントさんが「以前、美智子皇后様と共演した、想い出の曲を演奏します。」と紹介し、サンサーンスの白鳥が始まりました。う...うつくしすぎる

音楽って不思議ですね
たくさんの人々、話す言葉が違う人々だって、惹き付けて虜になってしまうんですから

終演後、最新のCD(ばら色の人生〜パリへのオマージュ)に12人分のサインをしっかりもらって帰りました

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