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2010年3月14日 (日)

あった!ターリッヒ!!

ピアノのレッスンの前に、時間があったので駅近くのタワレコに寄りました

ヴァーツラフ・ターリッヒという指揮者を知っていますか?彼は、チェコフィルを国際的に有名なオーケストラへと押し上げた人であり、チェコフィルの土台を作ったとも言われています。しかし残念な事に、彼の活動は歴史上の理由もあって、かなり制限されていたため、日本での知名度はあまり高い方ではないみたいです。

以前、彼が指揮するチェコフィルCDを買いました。録音された年代がだいぶ古いので、多少の雑音が気になるもの、とても惹き付けられる音楽でしたってなわけでこの日は、他のCDも物色...。

あった

珍しいCD(だと思う)なので、あったものを3枚もまとめ買いをしてしまいましたいけないな、無駄遣い

で、昨日早速聴いてみました。スメタナのわが祖国(全曲)です。ターリッヒとチェコフィルが初めて録音した貴重な音源です。とても生き生きとした印象を受けました今の響きとはだいぶ違いましたが中低音の美しさはこの頃からあったんだなぁと感じました。また今度、他のCDも探してみようっと。

まったく関係ないのですが、この人の名前って本当にこう読むのだろうか?
チェコ語はほとんどローマ字読み(発音記号読み?)です。んで、chは「フ」と読むので、
Václav Tarich →ヴァーツラフ・タリフ
なのかと??思ったりして

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音楽」カテゴリの記事

コメント

チェコ語があまり知られていない言葉なので発音を正しく書いてもらえないことがあります.
“ch” は〝フ〟という文字ですが、ドイツ語式に〝ヒ〟と書かれてしまいます.
わたしが好んで聴いている Fibich は〝フィビヒ〟と〝フィビフ〟が入り混じっています.

それから、オーストリア=ハンガリー二重帝国の領土だった時期はドイツ語名/ドイツ語式の発音が一般的だったのではないでしょうか?
モーツアルトと同時代の Jan Křtitel Vaňhal はJohann Baptist Wanhal の方が一般的です.

投稿ありがとうございました
なるほど
ターリッヒはドイツ語読みなんですね。

第2外国語に登録したのはフランス語で、安藤次男さんが訳したポール・エリュアール詩集のなかの "愛すなわち詩" ではフランス語の綴りのままで敢えて日本語にはしていないところが何箇所かあり、原語の響きを味わいたくて原書を買いましたが、ペーター・ヴァイスの戯曲とハンス・エーリッヒ・ノサックの小説は原書でなくても楽しめたのと、クラシックはフランスから始まってイギリス、ノルウエイ、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、チェコとドイツとオーストリアの周りを時計の針のように回っていたので、「ターリッヒ / ターヒッフ」にコメントを書くまでまったく気がつかないでいたのですが、息子のドイツ語の教科書をめくっているとドイツ語の "ch" は直前の母音によって発音が変わると書いてありました.
我が家の数少ないドイツ系の作曲家を探してみると "Bach" は "バッハ"、"Bruch" は "ブルッフ"、"Bloch" は "ブロッホ (この人はドイツ系スイス人)" でした.
固有名詞は本当に難しい!

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