Maurizio Pollini Piano Recital
【演奏曲目】ショパンプログラム
プレリュード 嬰ハ短調 op.45
バラード第2番 ヘ長調 op.38
2つの夜想曲 op.27
ピアノソナタ第2番 変ロ長調 op.35
スケルツォ第1番 ロ短調 op.20
4つのマズルカ op.33
子守歌 変ニ長調 op.57
ポロネーズ第6番 変イ長調 op.53「英雄」
エチュード「革命」
バラード第1番
エチュード op.10-4
プレリュード「雨だれ」
スケルツォ第3番
ポリーニのピアノリサイタルに行くという夢が遂に叶いましたぁざっと20年近くもこの日が来るのを待ってました
割と小柄なポリーニさん。ステージに現れ、拍手で迎えられるとペコリとお辞儀をし、座るやいなや演奏が始まりました。音を聴いて「あれ?」と驚きました。私が持っているCDで一番新しいものは、2004年収録されたものですが、それよりももっと深い音色でした。
凛として艶のある主旋律には、同じように凛として艶のある別のメロディたちが少し遠くから響く。そのバランスが見事1台のピアノがまさにオーケストラそのもので、1音1音が魅力的な音でした。連打している時の指なんか2重3重に見えてしまうくらい速いのに、なんであんな音が出せるのでしょうか?それに、ピアノやピアニッシモの音がほんとにほんとに綺麗で、ただただ聴き惚れていました。あ〜なんて素晴らしいんだろう
この人の演奏なら何度でも聴きに行きたい
もちろん、演奏が終わる頃にはあらゆる方向の観客がスタオベしかも、花束まで受け取っていたので驚きました。さらに、終演後は長蛇の列。演奏を終えたばかりのポリーニさんのサイン会です。いやほんと...すんごい体力ですね。体調大丈夫なのかなぁ?と心配にはなるもののやっぱり並んでもらってきました。
近くで見ると?今までお目にかかった演奏家さん達とはちょっと違う雰囲気。もっとこう...ぐあーーーーーっと体からすごいオーラが出ている方かと思ったら、ごく普通の初老の男性という感じ。ただ、穏やかな茶色の瞳の奥には、なにか強いものが見え隠れしている印象を受けました。また来日する時には是非行きたいです
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