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2008年11月15日 (土)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

11月14日にコンセルトヘボウのコンサートに行ってきました

【演奏曲目】
ドヴォルザーク:交響曲8番 ト長調 op.88
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルのゆかいないたずら」op.38
ラヴェル:ラ・ヴァルス
  ~アンコール~
ドヴォルザーク:スラブ舞曲

すごく色んな色を持っているオーケストラだなぁと感じました。パッパッと表情が変わるというんだろうか。次はどんな音がなるんだろう??…と期待してしまうんですね。テンポの揺らぎ、休符や溜めも素晴らしくて…。音がなってなくても音楽がずーっと続いているのが、とても分かりました。大音量の盛り上がりなんかは、体に(というよりお腹に)ドンドン響いてくる迫力でした。それでいて、力ずくで音を出しているようには全く聴こえず、柔らかかったです。

前の席だったので、演奏している団員達が、時折仲間同士で、ニコッと微笑んでいるのが見えたので、「いい演奏してるって事だな」と分かりました

この団員達を率いている指揮者のヤンソンスさんが、素晴らしい指揮者であるのは言う事もありませんが、どうも風邪をひいているようでした。演奏中も、大きな音がなる時に咳払いしてましたが、演奏が終るとずっと咳込んでいました。終演が近づくたびにどんどんひどくなっていて、「あと2日あるのに大丈夫かなぁ?…。」と心配してしまうくらいベストコンディションだったら、さらにいい演奏になっていただろうと思います。アンコールが終わりステージから演奏者が去ってからも拍手が鳴り止まなかったので、ヤンソンスさんが再び姿を現わし、スタオベしている観客に何度もお辞儀をしていました。指揮している姿を見てふと思ったのですが、とても指先の綺麗な人でした。

この日は、ラヴァルスの録音されたCDを買ったのですが…やっぱし、マーラーの5番も買えば良かったな

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