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2008年8月16日 (土)

今年も…

私の会社はお盆休みというものがないので、いつものように出勤。しかし、この日は終戦記念日。勤務先は、割と靖国神社に近いので、お昼過ぎには、機動隊が現われ、大通り以外の道を封鎖。いつもなら小道をスイスイと走るタクシーも次々と大通りに回され、気づけば大通りは渋滞中。いつもとは違う雰囲気が漂っていました。

この日の朝、会社へ向かう歩道の真ん中でとてもショックな光景を目にしました。ハトの死骸です。ハトの体には全く傷がないんですが、ただ、その首から上が…ない。肉食動物は、自分が食べる量の相手の命を奪います。肉を好むカラスですら、普段はハトに混ざってエサを食べているくらいです。時には、どんな動物も、自分の敵であると認識した相手に対して攻撃する事もありますが、無駄に相手の命を奪う事はしません。平和の象徴であるハトのこの姿…一体、人間とは、どれだけ恐ろしい一面を持っているんでしょうか?

昔、乗馬クラブでは、ウサギを飼っていた事がありました。まだ、ふわふわの毛をした子ウサギ達でした。ある日、何かに驚いた子ウサギ達がゲージの中で暴れだし、1匹の子ウサギがゲージから逃げ出そうとした時、犬が「ワンッ!」と吠えました。すると、その子ウサギはパタッと倒れてしまいました。急いでマッサージをしましたが手遅れでした。

「お前のせいじゃないよ。これは事故だから。」

しかし、もう動かなくなった子ウサギをじっと見つめ、大きな瞳で「ごめんなさい」を訴える犬は、明らかに自分の罪を理解している顔をしていました。

帰り道には既にそのハトの姿はありませんでしたが、私もそのままにしてしまった事を反省しながら帰りました。とても色々な事を考え、思い出した日でした。

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