乗馬レッスン その2
まさか、ありさに乗せてもらえるなんて嬉しい反面、ちょっと恐くもありました(笑)
【1日目の2鞍目-相棒:ありさ】
予測してはいましたが、騎乗して、しばらくすると、ぴたっ…と止まって動かなくなりました。
「あんたの指示、わかんないのよ。降りてくれないかしら?」
「ひ~ん」
見かねた先生が調馬索をしてくれました。鐙に立ったままの軽速歩なんかもしました。が、バランスが取れず…あわあわあわ
「踵を下げない!つま先に体重かけて鐙踏んで!」
「脚が前に流れてる!つま先が膝より前に来ちゃダメ!!」
「踵は常に馬体に触れてるの!」
「膝が鞍に当たってて、どおするっ!!」
などなど…色んな注意が飛びました。しかし、これが全て出来ている時、踵をちょっと圧迫するだけで、ありさは前に進むのでした。脚だけではなく、体重のかけ方も正しい時に動くんです。すごいなぁ、ありさちゃんと分かってるんだね。
【レッスン終了後】
洗い場で手入れをした後、水に粉末ポ○リを溶かして飲ませようとしたのですが、ありさはまったく口にせず、「違うのよ。そうじゃないでしょ?」…と不満そうに私を見るのでした。先生達が、「舐めさせんの。」と言うのですが、「???」と、最初はまったく意味が分からず。なんと、手ですくって口元に持っていくとペロペロ舐めるように飲むのでした。
「あたし、レディなのよ。」
あ…そうでしたか。水だとバケツからゴキュゴキュ飲むのに