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2008年3月12日 (水)

アンドラーシュ・シフ ピアノリサイタル

東京オペラシティで行われたアンドラーシュ・シフ ピアノリサイタルに行ってきました会場に着くと、中は…人当然のごとく、すごい熱気で溢れていて、このコンサートホールがこんなに熱いのは初めての経験で驚きました

CD売り場をのぞいて見ると、バッハ、モーツァルト、シューマン、ベートヴェンなどの幅広いものがずらりと並んでいました。しばらく迷った末、バッハの「平均律第1集」と「パルティータ」を買いましたそして、リサイタルスタートです

【演奏曲目】
蝶々 op.2(シューマン)
テンペスト(ベートーヴェン)
幻想曲 ハ長調op.17(シューマン)
ワルトシュタイン(ベートーヴェン)

【アンコール】←シフさんが日本語で紹介してくれました!
フランス組曲 第5番(バッハ)
ハンガリーのメロディ(シューベルト)
イタリア協奏曲(バッハ)
アラベスク(シューマン)

リサイタルの感想…良かったです。本当にい~いコンサートでした…って、これじゃよく分かりませんね?でも、なんというか…そうとしか言いようがないです。さすがは熟年の演奏だなぁってしみじみと納得してしまいましたそれに、時折、観客をチラッと見ながらニコニコして演奏している姿が印象的でした。彼の演奏は、どこで始まりどこで終ったのかがとても分かりやすかったです。今回のように会場全体が演奏の余韻をしっかりと楽しんだ上での拍手するのも気持ちよかったです

ワルトシュタインが終わり、まだ会場が熱気を持っている中で始まったアンコール1曲目のフランス組曲。「さっきまでベートヴェンを歌っていたピアノなのか?」と思った程の驚きでした。チェンバロでもなければ、ピアノでもないような不思議な響き。軽やかで楽しげで、とても可愛い音色。それでいてちょっと切ないような…。思わず、じ~んとして目が潤んじゃいました

私は、まだちょこちょこしかピアノリサイタルには行った事がないのですが、彼の演奏は今まで行ったピアニストの中で最高でした今回のコンサートはTV放送用に録画されていたみたいです。放送日は未定らしいのですが、興味のある方は是非見てください。

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