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2008年2月23日 (土)

気合を入れて!(その1)

また乗馬クラブに行ってきました。もうすぐピアノの発表会なのですが、これを成功させる為でもあります。私にとって、乗馬クラブという場所は、気分転換に乗馬を楽しむというだけでなくは色々な事を勉強できる場所でもあります。

今回の相棒はルージュ。先月、私に通せんぼしてくれたちょっぴりイタズラ好きのお馬さんです。鐙をクンッ…と踏むだけで速歩が出るとても反応の良い馬でした。

毎度の事ですが…先生から「肩の力抜けーっ!!」「膝に力が入りすぎ!!」…と言われるくらい乗り始めはガチガチの私。最初は軽速歩で乗り続けました。で!いつものごとく疲れてくるとフッ…と力が抜け、リラックスして乗れるようになりました。主に輪乗りを中心に巻乗り、半巻き、八の字の回転運動をたくさんしました。

方向変換をする時は、速度を落としながら推進の圧力をかけて方向変換する事が重要です。決して「速度を落とす=手綱を引っ張る」ではありません。例えはちょっと違いますが…自転車で右折や左折をする時、いきなり急ブレーキをかけてから曲がる人はいないと思います。少しブレーキをかけ速度を落としてから曲がりますよね?で、曲がったら再び速度を上げる。あれと同じです。

なんていうかなぁ…拳を気持ち強く握って馬のハミを感じる…というのかな。でも、推進の圧力をかけているので、馬はもっと前へ進みたいエネルギーを自分の中に溜めてる感じになります。この状態が半減脚です。拳の握りを戻せば、馬は再び前への推進を始めます。この半減脚は、馬に今までとは異なる動きをさせる時に常に鍵となります。ですが、馬によって脚と拳に対しての反応はまったく違うので、どの馬でも同じ強さで…というわけではありません。

レッスンの後半に先生から、「中央線から斜め横足!」の指示が飛びました。左右…出来た!はぁやったど

さて、レッスンの後は、お手入れです。こちらのクラブでは、自分の乗った馬は自分で手入れをしようね…というのがお約束になりつつあります。しかし、レッスンが終った開放感からか「ニンジンをくれぇ~!」とわがままになるルージュ。ちょいと兄さん、あたしに協力してくださいよ

ニンジンをあげるとルージュは少しおとなしくなりました。不思議な事に隣の洗い場で手入れをしてもらっていたラックは、これを横目で見ながらも「オレにもくれ!」とは言わずにおとなしくしていました。

さて、翌日のレッスンについて打ち合わせをしたところ、先生から「明日もグランドワークの先生が来るから、そっちのレッスンも受けたら?」と薦められました。グランドワークというのは、馬に乗らずに調教や訓練をする事です。馬が人間を信頼して指示に従う為に必要な事とは何か?を教えてもらう事になりました。その先生というのは、さっきラックの手入れをしていた人でした。わーい、どんなレッスンなんだろう?楽しみ~

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