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2008年2月

2008年2月24日 (日)

気合を入れて!(その2)

翌日、この日の相棒もルージュ。昨日レッスンしたことを復習しました。

「脚が前に流れてるよ、ももから後ろに引いて!」
「回転する時、外方の鐙ちゃんと踏んで!外方の拳はしっかり抑える!」
「前傾しない!」
「拳はくっつけない。右左右左って柔らかく使って!」
「大きな巻乗りと小さな巻乗りで半減脚を感じて!」
「停止の拳が強いなぁ。馬の足が綺麗にそろってない。腰をぐっと沈めて止めるの。」

と…まぁこんな感じです。注意事項を並べると進歩があったのか?って思いますが、ルージュに乗るのは数年ぶりだし、彼の動きに慣れる事も出来たので満足でした。もう少し力を抜いて乗ることが出来れば、ありさ姐さんからレッスンをしてもらえる日が来るかもしれません。ふふふ

そして、休憩の後はグランドワークのレッスンです。この時の相棒もルージュです。馬とコミュニケーションを取りながら指示に従ってもらう事を勉強しました。馬がこれから何をするのか理解してもらう為に、馬が私を見てから指示を出し、出来たら褒めてあげる。常に声をかけてあげる事が大切との事でした。内容は次の通りです。

①馬の正面に立って私を認識させる。
②馬の顔・首・背中・お腹・お尻と馬体のタッチング。→人に触られる事に慣れていない馬は嫌がって足を上げることもあります。
③馬の首を左右に曲げるストレッチと馬の首を下げるストレッチ。→馬がリラックスしている時に出来る動きです。
④馬の鼻面に軽くつかみプッシュして後退。
⑤馬の脾腹をプッシュして前肢旋回のステップ。→馬体の左からプッシュする時は、馬の左後足が右後足の前でクロスさせる。(右からプッシュする時は逆になります)
⑥馬の前肢付近をプッシュして後肢旋回のステップをさせる。→馬体の左からプッシュする時は、馬の左前足が右前足の前でクロスさせる。(右からプッシュする時は逆になります)

初めは馬が上手く反応する事が出来なかったとしても、徐々に覚えてくれば指示の出し方は小さくても反応するようになるそうです。先生のやり方を見ていると、馬が言葉と視線だけでも指示に反応しているのがよく分かりました。なるほど……と、ここで気が付いたことがひとつ。実は、先生は、前日ラックの手入れをしていた時、じっ…とラックに視線を送っていました。あいつ、だからおとなしくしていたのか

レッスンが終って洗い場に戻った時、この日も隣にラックがいました。が…この日のラックはいつもどおり。にんじんくれよ~と、ガシガシ前がきをしていました。まったく…よく人を見てますな

2008年2月23日 (土)

気合を入れて!(その1)

また乗馬クラブに行ってきました。もうすぐピアノの発表会なのですが、これを成功させる為でもあります。私にとって、乗馬クラブという場所は、気分転換に乗馬を楽しむというだけでなくは色々な事を勉強できる場所でもあります。

今回の相棒はルージュ。先月、私に通せんぼしてくれたちょっぴりイタズラ好きのお馬さんです。鐙をクンッ…と踏むだけで速歩が出るとても反応の良い馬でした。

毎度の事ですが…先生から「肩の力抜けーっ!!」「膝に力が入りすぎ!!」…と言われるくらい乗り始めはガチガチの私。最初は軽速歩で乗り続けました。で!いつものごとく疲れてくるとフッ…と力が抜け、リラックスして乗れるようになりました。主に輪乗りを中心に巻乗り、半巻き、八の字の回転運動をたくさんしました。

方向変換をする時は、速度を落としながら推進の圧力をかけて方向変換する事が重要です。決して「速度を落とす=手綱を引っ張る」ではありません。例えはちょっと違いますが…自転車で右折や左折をする時、いきなり急ブレーキをかけてから曲がる人はいないと思います。少しブレーキをかけ速度を落としてから曲がりますよね?で、曲がったら再び速度を上げる。あれと同じです。

なんていうかなぁ…拳を気持ち強く握って馬のハミを感じる…というのかな。でも、推進の圧力をかけているので、馬はもっと前へ進みたいエネルギーを自分の中に溜めてる感じになります。この状態が半減脚です。拳の握りを戻せば、馬は再び前への推進を始めます。この半減脚は、馬に今までとは異なる動きをさせる時に常に鍵となります。ですが、馬によって脚と拳に対しての反応はまったく違うので、どの馬でも同じ強さで…というわけではありません。

レッスンの後半に先生から、「中央線から斜め横足!」の指示が飛びました。左右…出来た!はぁやったど

さて、レッスンの後は、お手入れです。こちらのクラブでは、自分の乗った馬は自分で手入れをしようね…というのがお約束になりつつあります。しかし、レッスンが終った開放感からか「ニンジンをくれぇ~!」とわがままになるルージュ。ちょいと兄さん、あたしに協力してくださいよ

ニンジンをあげるとルージュは少しおとなしくなりました。不思議な事に隣の洗い場で手入れをしてもらっていたラックは、これを横目で見ながらも「オレにもくれ!」とは言わずにおとなしくしていました。

さて、翌日のレッスンについて打ち合わせをしたところ、先生から「明日もグランドワークの先生が来るから、そっちのレッスンも受けたら?」と薦められました。グランドワークというのは、馬に乗らずに調教や訓練をする事です。馬が人間を信頼して指示に従う為に必要な事とは何か?を教えてもらう事になりました。その先生というのは、さっきラックの手入れをしていた人でした。わーい、どんなレッスンなんだろう?楽しみ~

チェコ料理

去年からチェコに行きたい私…。しかし、さすがに一人旅は無理ですせめてチェコ料理でもぉ~…という訳で、渋谷にあるチェコ料理のお店へ行ってきました

お店は Cafe ano というこじんまりしたお店。確か ano ってチェコ語で yes の意味だったか?お店の中は暖色系で、壁にはチェコ関連のポスターやマリオネットとかたくさんありました。すごく可愛かったです

注文した料理は、『チェコ風オードブルセット』と『ソーセージ・ブランボラーク』、飲み物は『プドバル』というチェコビール。ブランボラークは、おろしたじゃがいもに調味料のほかニンニクを加えたパンケーキみたいなものです。外はカリカリ、中はもちっとしてました。ソーセージも柔らかくてふわふわしてておいしかった。付け合せにはサラダのほかザウアークラウト(キャベツの酢漬け)がのってました。わりとしっかりした味付けで、ビールはすごく飲みやすい。とっても美味しかったさすがドイツとならぶビール国です

私はいつもアルコールを食事の後半に少し飲む程度で、あまり得意ではありません。料理は思った以上に量があって、「完食できないかも…」という不安がよぎりました。お腹もいっぱいになってきたので、ビールを飲むペースを少し速めにしたら…まさにビールマジック料理とビールの相性が抜群で、綺麗に食べちゃいましたグラス2杯はあったビールをすっきりと飲みきってしまったのは今回が初めてだったので、友人も驚いていました。ちなみに、友人は『チーズ・ブランボラーク』と『プドバル』を注文しました。満腹だと言いながら、デザートメニューを眺めていました

食事の後、2階にあるチェコ雑貨のお店を見ました。既に営業が終っていたのですが、スタッフさんが電気をつけてくれました。ありがとうございますちょうど別のお部屋で料理教室をやっていたようです。う~ん自宅でこんなチェコ料理が作れたらいいわぁ~

2008年2月17日 (日)

あと1ヶ月

ピアノのおさらい会まで、あと1ヶ月となりました。残業続きで平日の練習はまったく出来ない状態が続いているので酷い有様で、気持ちばかりが焦ります

でも、先生からの指示はいつも的確。「しっかりさらえてるのに、自分で弾きづらくしてる。」と言われ、1オクターブの全ての音を弾くように言われました。弾き終わると…

「その位置でいつも弾くの!黒鍵だから奥、白鍵だから手前って弾かない。指は鍵盤の上を左右に動くの。上下に出たり入ったりしちゃダメ!」

すごく単純な事ですが今更納得また、ところどころ音が抜けているので注意して弾く様にとの事。しかし…なんか違う

「指先で弾くんじゃなくて、腕全体の重さがひとつずつ移動させるように指に乗せるの。でないと音の質が変わるよ。」

おぉ~、自分でも今まで出せない音が出せてビックリ最後に…片手で出来た事が、両手だと出来なくなるなど論外!!…と言われました。忘れないうちに練習しなきゃ!がんばるぞ

これって…(笑)

前回、謙虚でいなければいいものは当たらないとか言っておりましたが…やはりそんなものなんだな…という経験をしました

先日、「あ!今日から発売だっけ?」と、何の気なしにあるコンサートチケットを取ろうとパソコンをいじりました。ここ最近、低音楽器の響きに魅了されてるので、真ん中より右側が好きなのですが、表示された空席は…ちょっとイマイチ。再確認して表示された空席は、なかなか良い席でした。これに決めちゃおうかと思ったのですが、よく見ると…

い…一列目???

も~びっくりしたのなんのって
しかし、ここのコンサートホールはステージが70センチくらいあったはず。1列目だと首が疲れるし、演奏者は真上のような気もします… ま、インターバルで演奏者とバチバチ視線が合うのも結構楽しいので決めてしまいました

しばらくは残業が確実に続きそうなので、これを楽しみに頑張るど

2008年2月11日 (月)

雪模様

お寒ぅございます。2週連続で関東地方は雪が降りましたね

先週2月4日は、至る所で雪だるまを発見!しかし、周りには沢山の豆も落ちていました。我が家も豆まきしましたが、恵方巻は食べませんでした。天気が悪かったので外出しなかったんです。そういえば、去年は恵方巻きをモクモク食べているところに弟が帰宅し、し~ん…と静まり返った家の様子に少し驚いたっけな

さて、お年玉つき年賀はがきの抽選がありましたね。私は残念ながら切手シートも当たらず…。以前ふるさと小包が当たった事があるので毎年とても期待してしまうのです
こういうのって謙虚でいなければ当たらないものなんですよね。

2008年2月 3日 (日)

4ヶ月ぶりの乗馬 その3

素敵なお出迎えの後、荷物を置いてクラブ内を見学。すると…洗い場に一頭の馬がいました。「あら?トーマ?」

トーマは、2~3年前にお世話になったお馬さん。その後は、ある大学の馬術部に貸していました。当然いるはずがないので勘違いだと思ったのですが、馬房に「トーマ」の札が!先生の奥さんに話を聞いたところ、買い手がついたので近いうちに名古屋へ行くそうで、それまでの間は調教も兼ねて預かっているとの事でした。

レッスンの後は、トーマをデジカメと携帯で撮影し、ブツブツと雑談。しゃべっている間、私のダウンの袖をペロペロペロペロ舐めて、しまいには私の手までベトベトにしてくれました。

初めてトーマを見た時は、ビクビクした怖がりさんという印象でした。競走馬になるはずがあまりに怖がりでうまくいかなかったとか?ただ、おとなしい馬なのでボチボチ面倒見ているという状態だったので、せっかくだから少し調教してみるか…となったのでした。

「わっ!?あれ何?」
「こら!こっちに集中!」
「ひーん、怖いよう。」

「次はこの動き!」
「こうかな?」
「違う!!」
「ひん。すんません…。」
「もう一度!」
「こうかな?」
「そうだぁ。よく出来たな。」
「えへへへ♪」

と、まぁこのような調教を先生は繰り返したのです。性格はとても素直だったので、自分に自信を持ったトーマは、すぐにラックとトムを追い抜きました。トーマは膝がとても高く上がる馬で、ステップは見事!私が初めて競技会に出る事になった時、トーマはレッスンに付き合ってくれました。新天地でも頑張れよー!!

2008年2月 2日 (土)

4ヶ月ぶりの乗馬 その2

新しい乗馬クラブは、道路から馬場内を突っ切るのが最も休憩所に早く行く方法です。私がクラブへ着いた時、馬場には5頭の馬達が放牧されていました。私がラチをくぐろうとすると、ツカツカとありさがやってきました。いつもとは違う雰囲気です。いわゆるガンを飛ばす…という表情。

「おはよう、ありさ。おげんこ?」
「あぁ?…誰よ、あんた?」
「え゛ーーーー!!ありさ、あたしの事覚えてないのぉ?」
「………!?

ありさは、くるっと向きを変えて反対方向へ歩いていきました。ばつが悪かった(笑)のかな?ラチをくぐると、えらっぱりでグリグリ目玉のトムが鼻を膨らませながらやってきました。後には、ボウガンもいました。

「おぉ~、トム元気そうだね?」
「ふぅふぅ。」
「(ボウガンはつぶらな瞳がかわいいね~)」

トムとボウガンはすんなり私を通してくれたのですが、次はそうは行きませんでした。

「へっへっへー。」
「…ルージュ…どいてちょ。」
「通せんぼー。」
「あのね~通れないでしょ。」
「カプッ…カプッ…(←かみつくまね)」
「ちょっとー、お邪魔だから!」
「しょーがないな…通してやるか。」
「はい…どうも。」
「あのさ、おやつ持ってる?」
「おぉ、ラック!悪いけど今日はないんだわ。」
「ホントは持ってるんでしょ?」
「ない。」
「こっそりくれよ!」
「ないの。あたしに付いて来なくていいから…」

なかなか素敵なお出迎えでした。

4ヶ月ぶりの乗馬 その1

前橋に住んでいた乗馬の先生ですが、伊香保へお引越しました。そして、先週ようやくレッスンする事ができました。なんと…4ヶ月ぶりです。

私の先生は、レッスンの初めは「各個乗り」をするように言います。各個乗りとは、乗り手の好きなように馬を誘導する乗り方です。号令で動かすわけではありません。

先生は 「自分で馬を誘導できなければ、お金を払ってメリーゴーランドに乗るのと同じ」とよく言います。

実は、馬は前の馬に付いて行く習性があります。初心者のうちにグループレッスンばかりすると、自分の指示で馬が動いているのではなく、前の馬に付いて行っているだけ…という事に気づかなかったりします。実は私もそうでした。今は、一応誘導できる程度になってきました。

4ヶ月も間が空くと自分でも体がガチガチなのが分かりました。軽速歩を続けて、なんとか膝の力を抜こうとしましたが、なんだか最後まで全身が固かったかなぁ。相棒のラックは、「早く終んね~かな…。」と飽きてきている様子。巻乗りと輪乗り(←ちっとも同じところを回れなかった…)で精一杯でした。

「中央線を沢山使った馬場内の運動をするように!」
「拍車を使いすぎないで。脚を馬体から離さないように。」
「拳が伏せてるよ。鞭(べん)を使って。拳立てなきゃ使えないでしょ!」
「指示通りに出来たら褒める事を忘れない!」

後半に後退と前肢旋回が上手くいったのですが、「あれ?こんなに大きな動きするんだっけ?」と驚きました。まるで別の馬のような動きでした。

私のレッスンの後、先生はすぐにラックに乗って色々と扶助の仕方を見せてくれました。ラックは、ハミを気持ちよさそうに銜え、横の屈とう運動をしていました。既に、第四課目を踏めるくらいのスキルに上がっているとのこと。まずい…遥か先を行かれた。彼に追いつかなければ!やっぱり…月に2回は行きたいなぁ。

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