質の良い音
毎年春先にピアノの発表会がありますが、今年は発表会という大それたものではなく、おさらい会という事になりました。私が弾くのは、バッハの平均律の2番です。楽譜の中では簡単な部類にはいるようですが、私には…(絶句!)。
先日のレッスンでは(というよりいつもか…涙)、「ちゃんと重さがのっていないから音がスカスカしてる。弱い音も重さがのってなきゃ質のいい音がでないよ。」と注意がありました。う~ん、難しい…出来る時と出来ない時があるんですよね、これ。
ピアノって、誰もが簡単に音を出す事が出来るのですが、「質のいい音」とか「自分の音」というのを自分の物にするのが、おざなりになりがちです。長年練習してきて、初めてそれに気づいた時は、ガッカリしました。いや…今もだけど(苦笑)。
実際は、微妙~な腕などの重さののせ方と抜き方で音がかなり変わるものです。もちろん、作曲家によって求める音質も違いますから、使い分ける必要もあります。なかなか奥が深いのです!
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