今週は、「イツァーク・パールマン ヴァイオリンリサイタル」に行く予定でしたが、パールマン氏、急病により公演中止となってしまいました。ギリギリで取れたS席だったので楽しみだったんですが残念です。はて?パールマンって誰?と思う方は結構いるかもしれませんね。彼には、半身不随というハンデがありますが、いまやヴァイオリン界では巨匠と言われている方です。10年以上前に「シンドラーのリスト(Schindler's List)」という映画がありましたが、この映画のテーマ曲のヴァイオリンソロを取っていたのがパールマン氏になります。
あの映画が公開された頃、周りから「是非観るべきだよ!」と薦められましたが、あまりに強烈なシーンがあることから観る事が出来ませんでした。ただ、あのテーマはどうしても忘れられずサントラ盤CDを買いました。何年かに1度、部屋のたんまりあるCDをお掃除しなければならないのですが、このCDはどうしても捨てられずに今も手元にあります。
そして、去年。会社のクラシック好きの方と一緒に、初めてパールマン氏の演奏を聴きに行きました。演奏中、パールマン氏はにこやかでした。彼のヴァイオリンの音色は、優しく軽やかでまったく濁りがない。このままヴァイオリンが踊りだすのでは?と思うくらい楽しそうに歌っていました。あのヴァイオリンは、パールマン氏そのものを表現していて、まさに体の一部でした!
演奏プログラムに「クライスラーの名曲集は、当日ステージにて発表」となっていて、どういう事か?と思いましたが、その言葉の通りでした。ステージ上で楽譜をペラペラめくって、ピアニストのロハン・デ・シルヴァ氏と「何を弾こうか?」「これにする?」とステージ上で決め、「○○を演奏します!」と聴衆に発表していました。
次回は万全の体調で来日していただきたいと思います。ぜーったい観に行きますよ!!